介護予防支援・介護予防ケアマネジメントの契約をしてきた

行政・諸手続き

2023年11月10日、社会福祉協議会にて「介護予防・日常生活支援総合事業 通所型サービス」と「介護予防支援及び介護予防ケアマネジメント」の契約に行ってきました。

母は炊事、洗濯、掃除など日常生活に係る点では自立しているため、要介護・要支援の認定は受けることができませんでした。

しかし、「基本チェックリスト」の結果、高齢であることや一人暮らしであるという環境から、要支援(要介護)状態となることを予防するための援助を行う必要があると認定され、介護予防・日常生活支援総合事業の事業対象者として認定していただけました。

総合事業の事業対象者になると、行政や関連団体の支援サービスを受けることができます。
支援サービスの内容は、要介護・要支援にならないための予防的支援です。

1年以上前よりかかりつけ医から「デイサービスに行ったら?」、「ヘルパーさんをお願いしたら?」とアドバイスをもらっていたのですが、母は様々な理由をつけてこれらの利用を拒否してきました。
まぁ、母が言う利用しない理由も客観的に納得できる内容ではあるのですが…。

とは言え、母と同居しておらずしかも実家から遠い場所で暮らしている私としては、他者との交流機会が少ない状況で一人暮らしする母の状況は気になるわけで。

行政担当者、総合事業関連団体担当者の方々に相談させていただき、母をミニデイサービスに連れ出すことをお願いしました。

母は、自分から進んで積極的に様々な会に出向くという性格ではなく、どなたかから誘っていただくのを待っているタイプです。
民謡や三味線、踊りの会に参加していた時もそう。
一旦参加すれば、それぞれの会を楽しんだり会の運営にも積極的に関与するのですが、会に参加するまでのハードルが高いって感じです。

このような背景があるため、総合事業関連団体の方には「なかば強制的に、かつ、強制的だと母には知られないように」母をミニデイサービスに誘ってほしいとお願いしました。

今回は社会福祉協議会にお願いしたのですが、担当者の方の対応は見事でした。
さすがにプロですね。

デイサービスの会場は母の足でも徒歩5分程度の場所にあり、当初母は「歩いていく」と言っていたのですがうまい理由をつけて送迎バスを利用するよう説得してくれました。
それ以来、ミニデイサービスの朝は、母は自宅前でバスの到着を待っているそうです。

さて、契約について。

契約書は2種類ありました。
「介護予防・日常生活支援総合事業契約」と「介護予防支援及び介護予防ケアマネジメント契約」。

介護予防・日常生活支援総合事業の契約内容は、通所型デイサービスを運営・実施する社会福祉協議会の担当者からその内容を説明していただき、利用者(母)、代理人(私)で署名・押印しました。

介護要支援及び介護予防ケアマネジメント契約は、担当ケアマネジャーさんから契約の内容、介護予防サービス計画の内容を説明していただき、契約をしました。

いずれの契約にも、個人情報保護の条項があり、母の介護予防支援に係る情報を関係各部署に限って共有するという内容でしたので了解の上同意しました。

行政との契約が終わったので、少なくとも介護予防支援と独居高齢者の見守りについてはある程度のレベルがクリアできたと思います。

私が帰省して母と同居すれば母の不安はもっと軽減できるだろうと思うのですが、私の仕事等々の状況ですぐには実現できません。
ここんとこのジレンマが極めて悩ましいというのが本音です。

行政の支援をお願いしつつ次のステップを考えていかなければなりません。

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